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新型レヴォーグ・B型でボディーカラーが複数入れ替わる可能性

B型レヴォーグへの切り替わりはいつなのか

新型レヴォーグが発売されて来月で1年となります。現時点ではまだA型の受注打ち切りの話題は持ち上がっていませんので、初の年次改良まではもう少しありそうです。ただ、そう遠くないうちにB型にスイッチすることは間違いありません。個人的には8~9月中にA型は打ち切られ、10月辺りでB型が発売されるではないかと予想しています。

matsuwox.hatenablog.com

 そのB型レヴォーグですが、どうやらボディーカラーが変更される可能性が出てきました。

今回はこの点についてみていきます。

ピュアレッド、ラピスブルーを検討中の方は要注意

早速ですが、B型に切り替わるにあたり変更される可能性の高いボディーカラーは

①ピュアレッド

②ラピスブルー・パール

です。実は先代レヴォーグでもA→B型に切り替わる最初の年次改良で青と赤が変更されています。(ライトニングレッド→ピュアレッド、ギャラクシーブルー→ラピスブルー)います。

 

では、一体これらの後継色はどうなるのかについてですが、

①ピュアレッド→イグニッションレッド(有料色¥55,000)

②ラピスブルー・パール→サファイアブルー・パール

となる可能性が高いです。

新色①イグニッションレッド

①のイグニッションレッドは新型BRZに合わせて新開発された、久々の本気のスバルレッドとなります。スバルといえばWRブルーに代表される「青」を思い浮かべる方が多そうですが、今回は対照的な赤についても推そうとしています。スバルが赤を推すのはこれが初めてでは無く、3,4代目レガシィに設定されていた特別仕様車「ブリッツェン」では赤が訴求色として設定されました。

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レガシィブリッツェン

ただ、かれこれ10年以上も前のモデルなので、そう考えるとやはり久しぶりに「話題性のある赤」となりそうです。以下の河口まなぶさんの動画が詳しいです。


 

このイグニッションレッド、ソリッドカラーですが3層に塗り分けられた手の込んだカラーとなっており、税抜き5万円の有料色と値段も少々お高いです。その分、従来のピュアレッドと比較して発色が良く、より鮮烈な赤を演出しているとのこと。

 

今回BRZに導入されることが明らかになっているので、レヴォーグ(ひいてはインプレッサ系も)のピュアレッドは廃止され、イグニッションレッドに置き換わると見るのが現実的です。ピュアレッドが良い!という方や5万円かかってしまうのは勘弁、という方はA型でピュアレッドを購入してしまった方が良いかもしれません。

新色②サファイアブルー・パール

②のサファイアブルーパールは北米インプレッサの2022年モデル(すなわち、F型インプレッサに相当)にてダークブルー・パールに変わって新たに設定される予定の新色です。新型BRZにも先代で使われていたラピスブルーに変わって採用されるとのことなので、B型レヴォーグでもラピスブルーがサファイアブルーに置き換わると考えられます。こちらの色はまだ実物の写真がないので具体的なイメージが湧きませんが、北米インプレッサの公式画像を見るに若干紫っぽく見えます。

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イグニッションレッドと違い無償色なので、追加料金は発生しない見込みです。こちらの青についても、ラピスブルーの方が良いという方はA型を購入された方が良いかもしれません。

噂話①クールグレーカーキー廃止説

XVのイメージカラーでもあるクールグレーカーキー(氷河をイメージして作られたとか)ですが、なぜか(?)新型レヴォーグにも採用されています。ところがわざわざ変化球とも取れる色をあえて用意したスバルの期待を下回って、この色、全く売れていないようです。おそらくはXVのイメージが強く、背の低いスポーティなレヴォーグにはミスマッチと感じるユーザーが多かったのでしょう。個人的には無くなってほしくないのですが、このクールグレーカーキーは売れないのでB型ではラインナップから消されるとの噂があります。定かではありませんが、新型レヴォーグに用意された全ボディーカラーの中で最も売れていないことは事実なので、現実的とも言えます。特徴的な色ですので好みは割れるかと思いますが、レヴォーグでこの色を狙っている方は早めにA型で買ってしまわれた方が良さそうです。

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他に代わる色がないので狙っている方はA型を

噂話②STI Sportの白がセラミックホワイトになる説

こちらも噂程度ですが、レヴォーグの発売から2ヶ月後に発売されたインプレッサSTI Sportで用意されたセラミックホワイトがレヴォーグにも塗られる、という話です。ソリッドホワイトであるこの色は、現在用意されているクリスタルホワイト・パール(ちなみに一番売れている色)よりも純白に近いスポーティな色です。おそらくSTIのブランドカラーとしてWRブルーに並ぶ扱いをされるのではないかと思っています。つまり、GTとGT-Hにはこれまで同様クリスタルホワイト・パールが継続採用され、STI Sportではクリスタルホワイトが廃止されセラミックホワイトに切り替わると予想します。これは個人的には歓迎すべきことだと思っています。STIには第二のブランドカラーとして大事に(安易にSTIの名のつかないモデルに塗らずに)育てて欲しいです。

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インプレッサではSTI Sport以外には従来通りのクリスタルホワイトが塗られ、しっかり差別化がなされている

A型のみで廃止される色をどう捉えるか

さて、みてきたようにかなりの色が変更されることになりそうなB型レヴォーグですが、一体どちらの色を買うのが良いのでしょうか?これは人によると思います。A型にしか塗られなかった貴重な色と捉えることもできますし、一方で後々カスタムしたりバンパーを中品で買おうとしたりするときは流通量の多くなるB型以降の色を買っておいた方が都合が良いのかもしれません(というのも、先代レヴォーグ同様、B型以降に今回切り替わる色が再度変更になるとは考えにくい。つまり、今回切り替わる色は次期型が出る5年後までは採用され続ける可能性が高い)。いずれにせよ、こうした迷う楽しみを与えてくれるのもスバルの年次改良ならではであり、他社にはない独特な魅力とも言えるでしょう。